親類の理解を得よう

特別養子縁組は、血のつながりのない子どもと家族関係を結ぶ制度です。 実の子ではないため、親類から手放しで喜ばれないこともあるかもしれません。

本来おじいちゃんおばあちゃんにとっては孫になるとしても、 血がつながっていない他人の子だという理由で歓迎されない場合も考えられます。 確かに家族というのは基本的に血縁関係を前提としていますし、 親類から見たら家系の血を引かない子を受け入れるのに抵抗を持ってしまう人がいても無理はありません。

養子として迎え入れた以上は家族だから、と認めてくれれば良いものの、 差別的な目で見たり、のけ者扱いにしたりする親類もまったくいないとは言い切れないのが実際のところです。 特別養子縁組で子どもを迎え入れる夫婦の多くは、長年の不妊治療が功を奏さず、最後の手段として縁組を選ぶ方がほとんどだと思います。 決して若いとはいえず、年齢はもちろん体力の面から見ても子育ての負担は小さいとは言えません。 何かあったときに助けてくれる親類がいるかいないかで、ずいぶんと気持ちの持ちようが変わってきます。 理解が得られていれば、困ったから実家で少し面倒を見てもらうということも可能ですが、受け入れてもらえないとなると、すべて自分たちで負担しなければなりません。

もちろん養子として引き取ると決め、子どもになった以上は育てる義務もあり、当たり前のことではあります。 ですがいざというときに頼れる親類がいるとやっぱり安心ですし、心細い思いをしないで済みます。

ご相談はこちら:養子や養子縁組で妊娠SOSを救済|NPO法人Babyぽけっと

そのために養子についての理解がどれくらい得られるかがカギと言っても過言ではありません。 養子が窮屈な思いをしないためにも、親類の理解が得られるように努めてみてください。