生まれたての赤ちゃんを養子にできるケースも

ここまでは一度施設に預けられ、養親となる親が見つかるまで待機している子どもたちを対象にお話ししてきました。 施設に行くということは、いったんは実の親との接点があったわけで、特に虐待を受けていたような子は心の傷のケアも考えなければなりません。 子どもが出来ないツラさを思ったら、どんな障害も乗り越えるつもりという人であれば問題ないのですが、どうしても生まれて間もない赤ちゃんを子どもに欲しいと感じる人もいると思います。 公的な機関の場合、すでに生まれてからある程度の期間が過ぎていることがほとんどで、特別養子として迎えるにも、さまざまな手続きや試験期間を乗り越えなければならないなど、制約が多いです。

では、生まれたての赤ちゃんを養子にするのは諦めなければならないのでしょうか? 実は国の機関以外にも、養子を紹介しているところはあります。いわゆる民間企業がそれに当てはまり、日々さまざまな家庭から相談を受けています。 そんな中「母親にどうしても育てられない事情があって、特別養子としてもらってくれる人を募集している」という相談が寄せられる例も実はあるのです。 民間企業では施設のように一時預かりをしていないところも少なくありません。 連絡が来てはじめて養子を紹介できるということになるわけですが、現場で付きっ切りで育てている施設とは違い、あまり多くの情報は期待できないと思っていてください。

しかしこのような条件だからこそ、これから生まれる赤ちゃんを養子にできるチャンスもあるというわけです。 自分で選べるわけではありませんし、めぐり合わせや運命による部分も大きいですが、場合によってはこのようなケースもあるというお話しでした。