里親制度を利用する

里親制度とは各々の事情で家族と離れて暮らす子供たちが家庭的な環境で健やかに育つための精度です。里親制度は「児童福祉法」という法律を拠り所にして、都道府県が運用しているので、地域によって多少運用に違いがあります。児童相談所が保護した子供に家庭が必要だと判断すれば子供は里親委託されます。里親に委託されている子どもを委託児童といいます。児童相談所は児童福祉法に基づいて都道府県に設置されている子どもに関する相談援助機関です。里親にはいくつかの種類があり、おもなものとして、養子縁組前提に子どもを迎える養子縁組里親と養子縁組をしない養育里親があります。養子縁組里親は、一定の期間、子どもを育てたあと、家庭裁判所に養子縁組の申し立 てをします。そして、家庭裁判所の調査、審判を経て養子縁組が確定すると、里親の立場が養親に変わります。 養子縁組の種類は、普通養子縁組と特別養子縁組の2種類があり、それは「民法」で定めら れています。特別養子縁組では、生みの親と子どもの法律上の親族関係が終了し、養親が子ど もの唯一の親となります。一方、普通養子縁組では、生みの親と子どもの法律上の関係は終了 せず、子どもにとっては法律上、生みの親と養親の2組の親が存在することになります。養子 縁組里親が前提としているのは特別養子縁組がほとんどですが、迎える子どもの年齢によっては、普通養子縁組の場合もあります。特別養子縁組と普通養子縁組の大きな違いは、子供の年齢が6歳未満でなければ特別養子縁組では申し立てできない点です。

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