日本の現状

少子社会でありながら「赤ちゃん輸出国」でもある日本は、先進国として異例の存在といっていいでしょう。

かつて、二度のベビープームを経験した日本ですが、近年の出生数の低下は著しい。第一次ベビーブームは第二次世界大戦の直後にありました。厚生省によると、1948年には出生数が269万6000人と、過去最高を記録しています。いわゆる団塊の世代です。そのころ生
まれた女性が出産適齢期に入ったのが71~74年。第二次ベビーブームといわれ、やはり年間
200~210万人もの赤ちゃんが誕生しました。

しかし、75年以降は下り坂を転がり続けています。九三年には、出生数が118万8317人、人口1000人当たりの出生数を示す出生率が9.6と、いずれも1899年以降の人口動態統計史上、最低を記録しています。

また、25~29歳の年齢層では、1万3327人も産んでいる数が減少していることも目立ちます。

こうした現象の中での「赤ちゃん輸出」は、ほかの先進国とはかなり違った背景があるからだと考えられます。

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